PassCode NIPPON BUDOKAN 2022 at 日本武道館 感想レポ&セットリスト

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アイドル

2022年2月12日に行われたPassCode初の武道館ライブに行ってきました。
感想をレポートしていきます。

先に僕の思い出を語らせてください。
僕がPassCodeを知ったのはたまたまYouTubeで観た動画がきっかけです。
その時に観たのは「激動プログレッシブ」でした。

当時はすでにBABYMETALやももクロもバリバリに活動していたので、こういう異色なタイプは新しいアイドルを見つけたとちょっと喜んでいました。
まだメジャーデビュー前だったのでCDも大阪から取り寄せたりしましたね。
ただ気になったのは、アングラすぎる雰囲気とスクリーモ系のジャンルがオタクor一般ファンに受けるかな?って思ったりはしましたね。
メタルやラウド好きはアイドルというスタイルを気にするだろうし、アイドル好きは曲のジャンルに好みが出てしまうのかなって。

結局何が言いたいかというと、この音楽でスタイルで武道館でライブをやっていることの凄さです。

コロナ関係で収容人数の問題や実際に行くのをためらった人も多いとは思います。
ですが、あの瞬間PassCodeは武道館でたくさんの人を集めて堂々とライブを行いました。
エレクトロに導かれた重低音とメンバーの歌声とシャウトが、武道館で感じられることが何か不思議な気持ちでもあり、とても嬉しく感じました。

会場も老若男女で埋め尽くされてるのが、PassCode自身の音楽を幅広く受け止めている証でもありました。
これってほんとに凄いことだと思うんです。
このスタイルでひたすら突き進み、たくさんの人に音楽とライブの魅力を伝えてきた結果がこの武道館なのですから。


ステージの演出はレーザーやスモーク、ファイヤーボールまで登場し、派手に彩っていたのが印象的です。
メンバーを支えるバンドも、最高の演奏でありながらもあくまで裏にまわる姿はプロフェッショナルそのもの。
ライブは声も出せない、モッシュやダイブも、歓声さえ伝えることができない環境だったけど、それを乗り越えたかっこいいパフォーマンスでした。
広く大きな会場に臆することなく、変わらない堂々とした歌やダンス。
それはこの会場が特別でありながら、まだこの先の大きな場所を目指す通過点であるような、そんな意志であるようにも感じました。

メンバーの脱退やコロナの影響で一時は大きな壁にぶつかったと思います。
それでもやちい(南菜生)が
忘れることはしないけど、振り返った時に良かったと思えるように前を見ていくことを話していました。

ラストの「It’s you」はファンの生の声では無かったけど、きっとお互いに気持ちは通じたはずです。
またみんなで大声で歌えるように、その日が当たり前になることを願ってます。
そしてまた、大きな会場でお会いしましょう。

セットリスト

01 MISS UNLIMITED
02 Toxic
03 Freely
04 Taking you out
05 Seize Approaching BRAND NEW ERA
06 DIVE INTO THE LIGHT
07 ONE STEP BEYOND
08 Future’s near by
09 Club Kids Never Die
10 rise in revolt
11 FLAVOR OF BLUE
12 horoscope
13 Ramnants of my youth
14 STARRY SKY
15 Tonight
16 Same to you
17 Anything New
18 Ray
19 ATLAS
20 Seize the day!!
21 It’s you



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