ラウドロック・アイドルとして活躍中のPassCodeのメジャー3rdアルバムをレビューしてきます!
常に進化するピコリーモサウンド
PassCodeは平地孝次プロデュースのアイドルとして2013年2月に結成された4人組のグループです。
メンバーは
- 南菜生
- 高嶋楓
- 今田夢菜
- 大上陽奈子
アイドルの楽曲としては珍しいラウドロックがメインで、めまぐるしい転調やシャウト、ピコピコ音とスクリーモがかけ合わさった通称ピコリーモサウンドが主軸となっています。
このアルバムの曲ではありませんが、参考動画を貼っておきます。
ラウドやメタルの楽曲はどうしても単調になりやすかったり、似たものが多くなると飽きも覚えます。
PassCodeは3枚目にしても勢いは衰えず、また遊び心とクールさが交わったハイクオリティな楽曲が詰め込まれていました。
やはり魅力は4人のメンバーそれぞれの歌声の魅力。
めまぐるしい転調に合わせて個性ある歌声が広がり、聴き込む楽しさがあります。
昔はボーカルへのエフェクトも強めなイメージでしたが、今は生の声とエフェクトが絶妙に使い分けられていてとても良いです。
オススメ楽曲3選
SPARK IGNITION
アルバムのトップをかざる「SPARK IGNITION」
ほんとに1曲なのかと思うほどの濃密な楽曲。
ピコピコ音から始まるこの感じは変わらぬPassCodeの世界観に入り込むようで、安心感も覚えます。
サビの勢いと泣きのメロディはいきなりアルバムのクライマックスかのように感じてしまうほど。
Shedding tears
アルバム3曲目と順番としてメインに置かれたこの曲ですが、めっちゃかっこいいです。
しっとりスタートからの激しいサウンドやシャウトにも驚かされます。
そして歌詞の日本語と英語の歌詞のバランスの良さがとても心地よいですね。
Shedding tearsは涙を流すという意味ですが、歌詞が悲痛な気持ちがメロディに合っていて印象が強く残りました。
Remnants of my youth
アルバムの最後を飾るこの曲。
優しいピアノフレーズからのキラキラとしたギターがポジティブな気持ちを引き立てます。
このアルバムにも入ってるシングル曲「ATLAS」のような曲調に近いです。
相変わらずぶっとんだ転調パートはありますが、締めくくりにふさわしい明るくもかっこいい曲です。
初の武道館ライブ
PassCodeは2022年2月12日に初の日本武道館公演を開催と益々勢いを増しています。
さらに『STRIVE』を掲げた[“STRIVE” for BUDOKAN Tour 2021]を開催。
武道館でライブの成功を祈ってます(行く予定ですけど)
武道館までアルバムをさらに聴き込んじゃいます!
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