日本のロックバンド「そこに鳴る」のファーストフルアルバム『超越』のレビューをしてきます！
最近のロックバンド物足りないなって人に聴いて欲しい
そこに鳴るというバンドを知らない人はアルバムのオープニング曲でもある「Lament moment」をまず聴いて感じて欲しいです。
とにかく重厚でテクニカルな演奏と怒涛の展開にびっくりするはずです。
その激しさは決して荒いものではなく、美しく計算された構成で、緊張感を超えた快感を感じます。
テクニック系のバンドって最近は多いと思うのですが、なんか自己満な内容多かったりするんですよね。
でもこのバンドは聴かせよう見せようという緻密な表現が素晴らしいです。
最近の音楽は何か物足りないなという人に聴いて欲しいと思います。
それと本人達が「凛として時雨」のコピバンをやっていたのもあって、随所に影響されたところが出ています。
凛として時雨が好きな人には即ツボに入りやすいかなとも思ってます。
アルバムオススメ楽曲3選
「complicated system -new system ver.-」
この曲もギターの美しいカッティングから入ったと思ったら、脳が追いつかないほどの音の応戦。
でもその1つ1つが美しく何度もリピートしたくなります。
休符のタイミングが絶妙で2人の声が余韻で残るフレーズも心地よい楽曲です。
「天秤の上で」
ディレイの効いた独特なリフが印象な楽曲。
ベースの藤原美咲さんがリードで歌っていますね。
メロディフレーズと藤原さんの歌声も相まって何か儚く切ない印象を持ちます。
でもベースの音はめっちゃ唸りを上げていますが笑
「極限は刹那」
この曲もとにかく聴いてそのまま感じてくれって思うようなタイプです。
どんな曲の作り方したらこんなものが完成されてくのでしょうか？
2番からのフレーズとかメロディとしてはありきたりっぽさもあるのにそこに鳴るが表現すると数段格上なリフに様変わりするのが凄いですよ。
まとめ
チラチラとようつべさんの動画でそこに鳴るの楽曲を拝見していたのですが、ファーストフルアルバムは初なんですね！
すでに国内問わず海外からのコメントやリアクション動画があったりしていたので以外でありました。
収録曲が9曲というのもありますが、全体的に3分台で終わる楽曲も多く、あれもう終わったの？ってアルバム聴くたびに感じてます。
それくらい疾走感があり心地よいアルバムです。
以上、今回はそこに鳴る「超越」のレビューを書かせていただきました。
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