にじさんじ所属のバーチャルライバー「月ノ美兎」が8月11日にメジャー1stアルバム『月の兎はヴァーチュアルの夢をみる』をリリースしました!
配信のみならず、歌声でもたくさんの人を惹きつける魅力を持つ月ノ美兎さん。
豪華なクリエイター陣が参加してるということも話題なこのアルバムをレビューしていきます!
バーチャルアイドルのアルバムを侮るなかれ
まずは作詞作曲が本当に豪華なメンバーというところに着目すると思います。
- ササキトモコ
- ASA-CHANG&巡礼
- いとうせいこう
- 大槻ケンヂ
- 長谷川白紙
- 広川恵一(MONACA)
- 堀込泰行
- TAKUYA(ex.JUDY AND MARY)
- NARASAKI
作詞作曲以外でもMoonのアルバムverではギター&アレンジでバックホーンの菅波栄純が参加するなど、隅から隅まで個性あるメンバーが揃います。
このメンバーを見た時に期待と共にあるアイドルを思い出しました。
それは「ももいろクローバーZ」です。
ももクロも豪華なクリエイター、かつ個性あふれる職人のような人たちが作品に参加してるんですよね。
この作品でも参加してる、オーケンさんやいとうせいこうさんもももクロ作品を手がけています。
そして実際にアルバムを聴いた感想は
J-POPはしんでいない、まだまだ新たな発見が生まれるのだろうな
そんな感想を持ちました。
度々ももクロの話題で申し訳ないですが、ももクロのファンのみならず有名なアルバム「バトルアンドロマンス」というのがあります。
この作品はたくさんのファンを獲得したきっかけであり、アイドルヲタク以外の一般ユーザーまでを巻き込んでいった歴史的アルバムです。
このアルバムも大分衝撃を受けました。
そして戻って「月の兎はヴァーチュアルの夢を見る」は裏バトルアンドロマンスであるような印象を持ちました。
楽曲ジャンルはバラバラでクセがありながらも、月ノ美兎さんの歌声とともに1つの宝箱(なんか古い表現かもしれませんが)のようなまとまりがあります。
タイトルのヴァーチュアルやVの世界で活動する委員長(月ノ美兎さんの愛称)を空間的に表現されていると思います。
不思議な感覚、クセになる、自然に引き込まれる、なんか委員長の配信に近いようなイメージなんですよね。
ステージでキラキラというより、どこかネットの世界のようなダークさも感じられる、そんなアルバムでした。
非常に迷いましたが、オススメ楽曲も紹介します。
オススメ楽曲3選
ウラノミト
化学反応が起こるとこんなに魅力的なものが生まれるんだといわしめた曲ではないでしょうか。
月ノ美兎さんのウィスパーな声+只野さんの遊び心ある詞が絶妙です。
曲の世界観もとにかくクセになります。
これ、月ノ美兎さんの配信と同じですね笑
詞にあるようにカオスという言葉が似合うわけなんですが、ただ奇抜とか意図がないものではないんですよね。
自分の表現したいことを形に具現化できるからこそ、外から見るとカオスなんですよね。
それをまさに曲にしたようなイメージで、こうやって委員長の魅力に脳がやられるんだな〜って思いました笑
浮遊感UFO
こちらはオーケンさんとNARASAKIさんコンビによる楽曲。
何か懐かしい切ないメロディですよね。
昔好きだったSF小説を再び開いてしまい、その時の記憶とあいまってノスタルジックになったようなそんなイメージです(個人の感想です。)
月ノ美兎さんの透明でゆったりした歌い方のわりにとても疾走感もある曲だと思います。
夜のドライブとかで聴くとまた違ったイメージがあるかもしれないですね。
ウエルカムトゥザ現世
ジュディマリのTAKUYAさんの楽曲です。
アルバム曲中で1番スピード感あるロックナンバーですね。
月ノ美兎さんの歌い方も伸びあるハイトーンなスタイルになっています。
曲のかっこよさや激しさに目が行きがちですが、言葉のリズムも心地よいですね。
サビ前のセリフやリズムぶったぎるメロディもかっこよさを表しています。
ライブでより楽しみになる曲だと思います。
まとめ
以上が月ノ美兎さんのメジャー1stアルバム『月の兎はヴァーチュアルの夢を見る』のレビューでした。
自分は配信からきているリスナーである為、贔屓目なレビューにはなります笑
ですが、そんなところを引いてもアルバムとして最高の完成度だと思います。
音楽好きな人、たまに配信観てた人、少しでも興味を持ったら是非聴いてほしいです。
これからの配信、音楽含めた活動に益々期待していきます!
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