映画「ゆるキャン△」はアニメ未視聴でも楽しめる?最低限知っておくべき情報と合わせて解説

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アニメ

この記事では劇場版「ゆるキャン△」をアニメ・原作を知らなくも楽しめるか?についてを解説していきます。

結論から申しますと、

「アニメ未視聴でもキャンプ・日常系のアニメ好きにはそれなりには楽しめますが、登場人物に感情移入しづらい+置いてかれる要素も多くなる」

となります。

当たり前な結論かもしれませんが、より詳しい解説と最低限知っておくべき情報を合わせてご紹介したいと思います。

映画「ゆるキャン△」は原作に無いオリジナルストーリー

アニメ「ゆるキャン△」は原作コミックをもとに、現在は2期までアニメ化しております。

そして今回の映画「ゆるキャン△」は完全なオリジナルストーリーです。

もっと詳細に言うならば、登場人物が大人になった後の物語なのです。

コミック・アニメではメインの登場人物たちは女子高校です。

そこから時間が大きく進み、全員社会人となって話は展開していきます。

アニメ未視聴の人にとっては特に影響はないのですが、登場人物の成長やアニメからの懐かしい場面といった小ネタが楽しめなくなると思います。

キャンプ好き?ゆるいアニメ好きには初見でもOK?

この作品を観たことがなくても興味を持ったということは、「キャンプ好き」「ゆるい日常系」のイメージを持っているからではないでしょうか?

実際その期待通りに、キャンプやアウトドアがメインで物語もゆるやかに進みます。

ただし劇場版のメインエピソードは「キャンプを楽しむ」より、少し新たな展開があります。

もちろんキャンプ好きなら興味を持つ内容ではありますが、よりゆるやかなキャンプ描写が観たいならアニメを1期から観ていく方がオススメです。

また、「日常系アニメ好き」で興味を持った人のニーズにも充分応えられる内容ですが、逆に「キャンプ・アウトドア」に興味がなければ退屈に感じてしまうかもしれません。

登場人物の過去や関係性を知っていた方が楽しめる

映画では登場人物についての過去(本編)について、特別振り返りのような場面はありません。

初見でも比較的に人物の性格や関係性を理解しやすいですが、やはり置いてかれ気味になるところもあると思います。

大人になってこんなことをしているんだ~という成長を感じ取れないのも、もったいないところです。

アニメを全部観る時間が無いという人は、アニメ1期の1~3話あたりで主要人物は登場するので、そこだけでもチェックしておくだけで全然違うと思います。

初見さんのための「ゆるキャン△」ってこんな作品

アニメ1話も観る暇が無いという方に向けて、「ゆるキャン△」ってこんな設定や舞台だよ~というのをご紹介します。

これを読んでなんとなくでも物語の概要を感じ取って、劇場版を楽しみましょう

ポイント① 女子高生たちがキャンプを楽しむ

キャンプ作品はいくつかあるかもしれませんが、この作品では女子高生が主役です。

だからと言って、キャンプ初心者のノリではなく

  • すでに1人キャンプをしている
  • キャンプ知識がある
  • 自然との楽しみ方がわかっている

という大人が楽しむような本格的なキャンプ作品です。

キャンプ要素に女子高生の日常描写が触れるので、堅苦しくないゆるさがあります。

キャンプ資金のためにバイトをしたり、SNSで報告しあったりと女子高生らしい部分もたくさんある物語です。

ポイント② 実在する地名が多く登場

登場人物たちは山梨県に住んでおり、自然が多い舞台です。

キャンプ地となる場所は山梨に限らす、長野県や静岡県といった場所にも足を運びます。

また、店舗や施設などの名前は架空のものと置き換えられていますが、観光地の地名は実在のものが登場します。

学校やバイト先のお店などにもモデルが存在し、聖地巡礼で訪れる人も多いとされています。

キャンプやアウトドア好きなら、「ここに行ってみたい!」という目線でも楽しめます。

ポイント③ 主要人物紹介

志摩リン(しま リン)

主人公の一人であり、物語冒頭からソロキャンを熟知し楽しんでいた。

クールキャラにも見えるが、周りのボケにツッコミを入れたり、食事などで感情豊かになったりする。

劇場版ではより大人っぽく、仕事熱心で真面目な社会人になっている。

各務原なでしこ(かがみはら なでしこ)

本作の主人公の一人であり、静岡県から引っ越ししてきてすぐにキャンプ中のリンに助けられる。

リンと出会ったきっかけでキャンプに興味を持ち、学校の野外サークル部に入部。

無邪気で天真爛漫に見えるが、相手のことを気遣える優しい人物である。

大垣千秋(おおがき ちあき)

友人のあおいと共に野外活動サークル部を設立し、サークルの部長でもある。

明るく騒々しいところもあるが、かなりの行動派。

劇場版ではその性格は健在で、物語を動かすキーとなる人物でもある。

犬山あおい(いぬやま あおい)

友人の千秋と共に野外サークル部を設立したメンバー。

関西弁風の口調だが、お姉さん的で優しい性格である。

劇場版でもここぞという場面で千秋から相談されるなど、信頼関係は健在である。

斉藤恵那(さいとう えな)

リンの友人であり、キャンプには参加していなかったが、SNSでメッセージを頻繁にやり取りするなどしていた。

お節介焼きなところがあり、リンと野外活動サークル部の間を取り持つなどのバランスとサポートをしていた。

ちくわ(チワワ)を飼っており、劇中でも元気に登場する。

まとめ

以上となります、いかがでしたでしょうか?

あらためて言いますが、劇場版「ゆるキャン△」はアニメ未視聴でも楽しめます。

ですが、女子高生だった彼女たちの成長を感じ取りたいのであれば、アニメ1期だけでも観ていくことをオススメします。

また、逆に劇場版を観た人はアニメにも触れてゆるさを感じてほしいとも思います。

ぜひ劇場で「ゆるキャン△」を楽しんでください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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